関根哲男 Tetsuo Sekine

9月6日オープンの「サイトと野性」展の関根哲男さんの作品の一部を紹介します。関根さんは2006,2009,2012第3〜5回の大地の芸術祭で小荒戸集落と恊働し「赤フンキャラクターシリーズ」を展開して来ました。今年4月から6月のギャラリー湯山で行われた個展はそれらを集大成したものでした。
小荒戸集落入口の渋海川の堤に春夏秋冬一年中、赤フン少年が展示=「赤フンサイト」が息づいています。小荒戸集落=赤フンサイトです。
この度の「サイトと野性」展では農舞台会場に、赤フンシリーズの発展系として「原生ー立つ土」が既に完成しています。背景の建物の白に赤フンの赤と土色が映え、皆様を出迎えてくれています。

ギャラリー湯山会場には、農舞台とは趣の少し違った私流の形容で恐縮ですが「荒野のエグザイル」のような作品群が立ち上がっています。

関根哲男さんの活動略歴です。
1942 旧満州国生まれ
1965 多摩美術大学油画科卒業

個展 
1977 ときわ画廊(東京)
1978 田村画廊(東京)
1990 アトリエ我郎(新潟)
   創庫美術館(新潟)
1993 産業文化会館(柏崎)
1994 ヒルサイドギャラリー(東京)
1996 エネルギーホール(柏崎)
1999 ギャラリーQ(東京)
2005 ギャラリー13代目長兵衛(柏崎)
2007 ギャラリー沙蔵(長岡)
   ギャラリーdot.ONE(長岡)
   ギャラリー宮本(長岡)
2009 游文舎(柏崎)
2011 今井美術館(見附)
2013 ギャラリーゆうむ(新潟)
2014 ギャラリー湯山(十日町・松之山)等で69回
グループ展
1967 シャトレ展(新潟県民会館
1971 黙展(柏崎中央公民館)
1973 GUN展(上越・大島画郎)
1984 AJAC展(東京都美術館
1988 新潟現代美術“点”展
1989 マグニチュード展(新潟市美術館
1990 葛塚南線野外美術展(豊栄)
1997 神通峡美術展(富山)
1998 「ネオ・ラグーン」東北アジアの現代美術(新潟県民会館
1999 「4つの地平」GUN’99 (新潟近代美術館ギャラリー)
2000 第1回大地の芸術祭十日町・松代)
2001 弥彦野外アート展(弥彦)
2004 新潟の作家100人展(新潟県万代島美術館)
2006 第3回大地の芸術祭十日町・松代)
2008 雪アートプロジェクト(十日町・中里)
2009 第4回大地の芸術祭十日町・松代)
2012 第5回大地の芸術祭十日町・松代)
「GUN新潟に前衛があった頃」(新潟県立近代美術館